2026年春、天王寺動物園に待望のゾウがやってきました! かつて長年愛されたゾウたちが旅立ってから約8年。長期間にわたるマレーシア政府との交渉と、総工費約45億円をかけた日本最大級の新ゾウ舎の建設を経て、ついに3頭のゾウが一般公開されました。
新しいゾウたちの魅力や、驚きの最新設備について詳しくご紹介します。
日本で会えるのはここだけ!希少な「マレーシアゾウ」
今回やってきた3頭は「マレーシアゾウ」という種類です。
アジアゾウの一種:マレーシアゾウはアジアゾウの仲間です。野生ではマレーシアなどの森林地帯に生息しています。
国内で唯一の展示:実は、現在日本国内の動物園でこの希少なマレーシアゾウを見ることができるのは、天王寺動物園だけです!
3頭のマレーシアゾウたちのプロフィール
マレーシアから貸与された3頭は、年齢順に体の大きさが違うため、パッと見て個体の識別がしやすいのが特徴です。
| 名前 | 性別 | 年齢(推定) | 見分け方のポイント・特徴 |
|---|---|---|---|
| KELAT(クラッ) | オス | 20歳 | 唯一のオス。約95cmの立派なキバがある慎重派 |
| DARA(ダラ) | メス | 14歳 | メス2頭のうち、体が大きいお姉さん。いたずら好き |
| AMOI(アモイ) | メス | 9歳 | 3頭の中で一番小さく、遊び盛りのおてんば娘 |
一番若いアモイがグラウンドを駆け回ったり、ダラと一緒になって水浴びを楽しむなど、仲の良い微笑ましい姿が見られます。将来的に「メスを中心としたゾウの群れ」を作るという、大きな目標を持った3頭です。
空を飛んでやってきた!?マレーシアからの大移動の裏側
体重が数トンもあるゾウたちを、マレーシアから日本へどうやって運んだのか気になりませんか?実は、大型貨物機(飛行機)に乗って空を飛んでやってきたんです。
長時間の移動によるストレスを最小限に抑えるため、以下のような徹底した準備とサポートが行われました。
オーダーメイドの特注輸送箱(クレート):輸送中にバランスを崩さないよう、1頭ずつの体型にミリ単位で合わせた特注の箱が作られました。ゾウと箱を合わせると1頭あたり4〜6トン、3頭で最大18トンにもなる大規模な輸送作戦です。
麻酔は使わず、立ったまま輸送:安全のため、ゾウは自分の足で立った状態のまま輸送されます。そのため、「自発的に箱に入る練習」に約半年もの時間がかけられました。
上空での手厚いケア:フライト中は経験豊富な飼育員さんが必ず同乗し、干し草をあげたり、水分補給を行ったりと、つきっきりで体調を管理してくれていたそうです。
※ちなみに、この大がかりな輸送費の一部は、同じ大阪に本社を置く「象印マホービン株式会社」が支援しています。ゾウつながりの素敵なサポートですよね!
ゾウの幸せを第一に考えた「新ゾウ舎」の工夫
今回の新施設(総面積約6,600平方メートル)は、ゾウの健康と本来の行動を引き出すための工夫が随所に凝らされています。
1. 足への負担を減らす「ふかふかの砂床」
かつてのコンクリート床とは違い、放飼場には約1メートルもの厚さで川砂が敷き詰められています。重みで砂が踏み固められないよう、飼育員さんが定期的に重機を入れて砂を掘り起こし、常にふかふかの状態を維持しています。わざと「砂山」を作り、ゾウが砂浴びをしやすいような環境も整えられています。
2. 広大なプールでのびのび水浴び
3頭が一緒に入っても余裕がある、広さ約180平方メートル・深さ最大1.5メートルの巨大なプールが設置されています。浅瀬から徐々に深くなる構造で、生き生きと水浴びや泥浴びを楽しむ姿を観察できます。
3. 本来の食事風景を引き出す「フィーダーアーム」
野生のゾウが高い木の葉を食べる自然な動きを引き出すため、運動場には給餌用クレーン(フィーダーアーム)が設置されています。高い位置に餌をぶら下げることで、頭や体をしっかり使い、時間をかけて食事を楽しめるよう工夫されています。
ここで撮れば間違いなし!新ゾウ舎のおすすめ撮影スポット
新しくなったゾウ舎(エレファントヴィレッジ)は、ただ広いだけでなく、ゾウの魅力を引き出す「見せ方」にもこだわっています。ブログ映えするおすすめの撮影ポイントを3つ厳選しました。
1. 大迫力の水遊びを狙うなら「プール前ガラス越し」
一番のおすすめは、放飼場に作られた巨大プールの前です。 ここは観覧スペースとプールがガラス一枚で仕切られており、ゾウたちが水浴びをする姿をすぐ目の前で見ることができます。特に一番若いアモイが全身を水に沈めてバシャバシャと遊ぶ姿や、長い鼻をシュノーケルのように出して泳ぐ姿はシャッターチャンス!透明度の高いプールの水面とゾウの巨体のコントラストが美しく、躍動感のある写真が撮れます。
2. 広大な環境とゾウの全体像を収める「2階観覧デッキ」
新ゾウ舎には、少し高い位置から放飼場全体を見渡せる2階の観覧デッキが設けられています。 ここからは、ふかふかの砂地が広がる広大なグラウンド(約6,600平方メートル)のスケール感と、その中でのびのびと過ごすゾウたちの姿を一緒に写真に収めることができます。日除けの傘(シェルター)の下で3頭が寄り添って休む姿など、群れとしての自然な様子を撮影するのに最適なスポットです。
3. 食事の時間を狙い撃ち!「フィーダーアーム周辺」
ゾウたちが活発に動く姿を撮影したいなら、給餌用のクレーン「フィーダーアーム」の近くで待機するのがおすすめです。 高い位置に吊るされた餌を取ろうと、ゾウたちが長い鼻を思い切り伸ばしたり、時には前足を浮かせて立ち上がろうとするダイナミックな姿は、他の場所ではなかなか見られません。食事の時間は決まっていないことが多いですが、もしタイミングよく遭遇できたら、ぜひ動画でも撮影しておきたいポイントです。
撮影のワンポイントアドバイス ガラス越しの撮影では、どうしても周囲の景色や自分の姿がガラスに反射して(写り込んで)しまいがちです。スマホやカメラのレンズをガラスにぴったりとくっつけて撮影すると、反射を防いでクリアな写真が撮れますよ!
【併設施設】ZOO MUSEUMで知る「骨の神秘」
外でのびのびと過ごすゾウたちを見た後は、すぐそばにある屋内施設「TENNOJI ZOO MUSEUM」へ立ち寄るのがおすすめです。
ここには、2000年に亡くなったアジアゾウ「ユリ子」の全身骨格標本が展示されています。 右半分がリアルな骨格、左半分が生前の姿を精巧に再現した「半身レプリカ」になっており、巨大な体を支える太い脚の骨や、鼻の付け根の頭蓋骨の形など、生きているゾウからは見えない身体の構造をじっくり観察できます。
新しい命の輝きと、先代のゾウから繋がる命のバトンを同時に感じられる、ゾウ好きにはたまらない必見の展示です。
ゾウ好き必見!天王寺動物園のゾウグッズ情報
天王寺動物園の新世界ゲート横にあるグッズショップ「GooZoo(グッズー)」や、公式オンラインショップでは、新しく仲間入りしたゾウたちをモチーフにしたかわいいオリジナルグッズがたくさん販売されています。ゾウ特化ブログの読者さんなら、絶対に見逃せないアイテムばかりです!
おすすめのオリジナルグッズ
- 【天王寺動物園オリジナル】マスコットキーチェーン ゾウ(1,100円) お土産の定番であるマスコットキーチェーンに、天王寺動物園のニューフェイスであるゾウさんが仲間入り!ちょこんとした牙と大きなお耳が特徴で、かばんやポーチにつけて一緒にお出かけするのにぴったりのサイズ感です。奥様との動物園デートのお揃いグッズにもおすすめですよ!
【天王寺動物園オリジナル】WELCOMEゾウさんマグカップ(1,650円) マレーシアゾウの来園を歓迎する「WELCOMEゾウさん」シリーズのマグカップです。毎日のコーヒータイムにゾウさんたちのかわいい姿を楽しめます。
【天王寺動物園オリジナル】WELCOMEゾウさんグッズ(その他) マグカップ以外にも「WELCOMEゾウさん」シリーズからは、2,310円や4,500円など、複数の価格帯でさまざまなオリジナルグッズが展開されているようです。ぜひショップで実物をチェックしてみてください。
ハンドパペット ゾウ お子様の手にもフィットするサイズのハンドパペットです。可愛いデザインとリーズナブルな価格が人気を集めています。
グッズショップ「GooZoo」は、新世界ゲートを入ってすぐの建物内にあります。オンラインショップでも購入可能ですが、「園内で実物を見て選ぶのも楽しいですよ!」
天王寺動物園 基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開園時間 | 9:30~17:00(入園は16:00まで) ※5月・9月の土日祝日は18:00まで(入園17:00まで) |
| 休園日 | 毎週月曜日(休日にあたる場合は翌平日) |
| 入園料 | 大人 800円 小・中学生 200円 未就学児 無料 ※大阪市内在住・在学の小中学生、市内在住の65歳以上は無料(要証明書) |
| アクセス | 【新世界ゲート】 地下鉄「動物園前駅」1号出口より徒歩約5~10分 地下鉄「恵美須町駅」3号出口より徒歩約5~10分 南海・JR「新今宮駅」通天閣口より徒歩約10分 【てんしばゲート】 地下鉄「天王寺駅」5番出口より徒歩約5~10分 JR「天王寺駅」中央出口より徒歩約5~10分 近鉄「大阪阿部野橋駅」7番出口より徒歩約10分 |
| 所在地 | 〒543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-108 |
| 公式HP | 天王寺動物園公式サイト |
車でアクセスされる方へ!周辺のおすすめ駐車場情報
天王寺動物園には専用駐車場がないため、すぐ近くの提携・周辺駐車場を利用します。 土日祝日は料金が高くなり、すぐに満車になってしまうため、早めの到着がおすすめです!
1. D-Parking天王寺公園地下駐車場(一番おすすめ!) アキッパ
天王寺動物園の「新世界ゲート」にも「てんしばゲート」にもアクセスしやすい、収容台数約500台の巨大な地下駐車場です。
収容台数:493台
通常料金:[月〜金] 30分200円 / [土日祝] 30分300円
最大料金(入庫当日24時まで):[月〜金] 1,600円 / [土日祝] 2,400
2. アクセスパーキング(てんしばゲート側)
「てんしばゲート」から入園するならここが最短です。すぐ横がエントランスエリアなので、公園内を散策しながら動物園に向かうのにぴったりです。
収容台数:約70台
通常料金:[月〜金] 20分300円 / [土日祝] 15分300円
最大料金(入庫当日24時まで):[月〜金] 1,500円 / [土日祝] 2,500円
3. タイムズ天王寺動物園北
少し歩いても駐車料金を安く抑えたい方に人気の駐車場です。
通常料金:20分300円(全日)
最大料金(駐車後24時間):[月〜金] 1,100円 / [土日祝] 1,500円
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